九十九物語 

妖怪、心霊、怪談について勉強がてらまとめていきたいと思います。趣味で集めている知り合いから聞いた怪談が溜まってきたので少しずつ書いていきたいと思います。

#1 「ポタポタ」  知り合いの怪談

 知り合いから聞いた怪談を今日から書いていこうと思います。

 

  最初は自分の親友の実体験から。

 

 友人は心霊的なものが「見える」わけではないけど何かを「感じる」ことはある、とよく僕に言っていました。

 

 高校卒業後、親友は実家を出て、大学に通うために、一人暮らしをはじめました。

 

 そこの家での話なのですが、

 その家は、ロフトが付いている部屋があり、夜はそこで寝ていたらしいです。

 そのロフトの真下のスペースには玄関から部屋まで行くための通路が有り、その通路にキッチンがあるといった構造らしいです。

 

 友人はロフトで寝ている時に、真下のキッチンの前に何かいる気配を感じることが、何度かあったそうです。

なんかいるな、と思いつつも、気にせず生活していたそうです。

 

 その日も、ロフトで寝ていると、また気配を感じたらしいのですが、いつものことだろ、と気にせず寝ようとしていたら、

 金縛りにあったそうです。

 

身体は動かず、しまいには、頭が腰に引きつけられるような感覚に襲われたそうです。

 

自由がきかない状態で、その気配が、キッチンのある廊下から自分の寝ている部屋に近づいてきていると感じ、これはやばい。と流石にあせったらしいです。

 

指先すら動かない状況で、かろうじて目が開けることができるとわかり、ゆっくり目を開けてみると、

 

自分の足下に、

白い女の子が立っているのが見えたそうです。

 

べたな展開ですが、すこしズレてる友人は、女の子ならいいか、とその日はそのま寝たそうです。

 

 

 後日、友人宅に友人の友達数人が泊まりに来た際、友人が、いつものようにロフトで、その友達数人は、リビングに雑魚寝の状態で寝る事になりました。

 寝ながら談笑している時に、友人は、この間起きた金縛りの話をしたらしいです。

 

 友人「この間さー、寝てるときに金縛りにあってさ、目開けたら、女の子が立ってたんだよねー笑」

 

 

 

 

 

そのことを話し終えたその瞬間に、

 

 

 

 

 

ポタ・・・

 

 

 

ポタ・・・

 

 

ポタ・・・

 

ポタ・・・

ポタ・・

ポタポタポタポタ

ポタポタポタポタ

ダアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ 

 

 

しまっていたはずの水道の蛇口が全開になって水が出たそうです。

 

 

 ロフトで寝ていた友人は、下の友達のいたずらだと最初は思ったそうですが、下の友達も、「え、、、」っとみんな驚いていていたずらではないとわかったそうで、その日は眠れなかったそうです。

 と電話で自慢げに話してきました。

 

 

 

                  友人Yの体験談より。

 

 

 

 

 

 

人の”想い”が渦巻く 安井金比羅宮

京都ミステリースポット巡り。

 

晴明神社の次は、

悪縁切りで有名な「安井金比羅宮」

 

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【安井金比羅宮】

祭神は、鵺退治の源頼政大物主神、そして日本三大悪妖怪として有名な史上最大の大怨霊”崇徳院”です。と妖怪三昧なわけです。

 

由緒は,

大円法師というお坊さんの前に崇徳上皇の霊が現れます。

このことを後白河法皇に伝え、法皇の命によって建立した光明院観勝寺がこの宮の始まりのようです。

応仁の乱の影響で荒廃するも、元禄8(1695)年に太秦安井(京都市右京区)にあった蓮華光院がここに移建、鎮守として崇徳院に加え、讃岐の金刀比羅宮から勧請した大物主神と、源頼政を祀ったとのこと。

明治維新後、蓮華光院改め安井神社とし、さらに安井金比羅宮となったそうです。

 

金刀比羅宮とは崇徳天皇保元の乱に敗れ流された讃岐にあり、崇徳天皇はそこにこもっていたそうです。一切の欲を断ちお籠もりされていたことから古来から断ち物祈願と信仰されてきたのだそう。

 

やはり女性に人気のようで9割女性の方でした。

 

そしてここで一際目を引くのは、この碑。

お札に覆い尽くされ見えませんがこれは碑です。

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これは「縁切り縁結び碑」といわれています。

これのやり方は、

  1.  まず本殿にお参りしてお賽銭(100円以上)を入れます。
  2. お賽銭(100円以上)を入れると「形代」というお札がもらえます。そのお札の左側に切りたい縁、右側に結びたい縁を書きます。裏には名前も忘れずに。
  3. 形代を持ったまま、碑の前で願います。
  4. まず表側から念じながらくぐり抜ける。
  5. そして裏側から念じながらくぐる。
  6. 最後に形代を碑に貼る。

 

これで完了です。

 

縁というと人と人だけ思われがちですが、ここは病気、お酒、ギャンブルなどの悪縁も切ってくれます。そういう方の参拝も多いようです。

 

カップル、夫婦で来ても大丈夫らしく、

逆に強く結ばれるらしいです。

 

それと大物主神は海上交通の守り神とされています。

 釣り人などにも信仰されています。

 

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それにしてもこの碑、なんか人々の想いのようなものが具現化されたようで恐ろしく感じますね。

 

異様な雰囲気が漂っています。

 

様々な人の願い、想い、憎しみ、怨みなど、押しつぶされそうになります・・・

 

 

そして、絵馬が納められてるんですが、その絵馬の内容が・・・

 

「◯◯が死にますように」とか「◯◯の会社が倒産しますように」など実名で書かれ、ここまで言うか!と人間の本質的恐ろしさを肌で感じました。

 

見ていて気持ちが悪くなるレベル・・・

 

ひぃぃぃっ!!!!

まさに怨憎。。。

 

実はこれ読んだせいで気持ち悪くなり、早急に退散しました・・・

 

ちょっとした見物の感じで行くところではないんでしょうね。

 

小さい神社などでも、”気”のようなものがブワッと肌にあたり、信仰の厚さを感じることがよくあります。ここもそれを感じました。

まあちょっと変な話ですよね。

 

 

怨念とか憎悪って時としてとてつもないものになります。

例えば御霊となった歴史上の人物、ここの御祭神である崇徳上皇菅原道真もそうです。これらは生前の怨みに怨みきれない想いが死後にまで影響し荒ぶる神となった霊です。これを鎮めるため彼らを神と崇めます。いわゆる神格化です。

 

一般的な霊と呼ばれる類いは、生前の死んでも死にきれないなんらかの想いがあるからそこのとどまります。怨憎であったり好意であったり心配であったり。

 

 

時に生きている人の霊が相手に被害を及ぼしもします。

 

生きている人の霊も恐ろしいもので、想いの相手に取り憑いたり、憎い相手を祟ったり・・・

 

一般的に生霊といいます。生霊にも人の形で現れるもの、形を持たない念のようなものなどあるようです。

 

”いきすだま”ともいい、平安時代にも頻繁に出現します。

 

面白いことに、

平安時代、霊が体から抜け出ることを「あくがる」と言ったそうですが、

これが「憧れる」の語源になったんだとか!

 

確かにその人に惹かれるというのに近いですね。

その人のことを考えてて身体が空っぽになる感じですかね?

それとも飛んでいきたいぐらいってことでしょうか?

 

 

このいきすだま。

源氏物語にもでてきます。ここでは光源氏の愛人、六条御息所。この愛人、光源氏の妻、葵の上に嫉妬しまくります。

 

その嫉妬の度が半端じゃない・・・笑

 

その嫉妬心がいきすだまになって、葵の上を苦しめ、死に追いやったとか・・・

 

このいきすだま、本人の意思とは無関係に魂が離れ、葵の上を苦しめます。

 

 

まあ作り話ですが。笑

 

いきすだまって自覚がなくても、ちょっと「病気になれ」と思ったことで相手に憑いてしまうこともあるようです。

やられた側はいい迷惑ですね・・・気をつけましょうね・・・

 

生霊の話はほかにもあって

 こんな話があります。

 

 

京都の松任屋徳兵衛という問屋に松之助という息子がいた。

 

近所の娘がこの息子に深く惚れ込んでしまう。

そしてあまりに強い想いは身体を抜け出し生霊となって松之助に取り憑いた。

 

そして生霊は松之助を苦しめ、ついに松之助は病になりました。

見かねた両親がお坊さんに加持祈祷を頼みます。

 

祈祷をし続けるも想いが強すぎいてなかなか祓えない。

長時間の激戦の末、祈祷のかいもあり、その娘が突然死んだとの知らせが!

 

これで生霊はいったん祈祷のおかげでとれたのだが、、、

 

喜びもつかの間、今度はその娘の幽霊が松之助に取り憑く。

 

そして祈祷を再びするとすぐに成仏したそうだ。その後、松之助は健康になり、娘の冥福を祈った。

 

 

 

 

怖っ・・・

 

まあ女性に好かれるだけならうらやましいんだけど笑

 

 

人の想いの力ってきっと想像を絶するものなんだろう。

 

 

何事も度を超えたものはいいことないですね。

 

 

本当の妖怪は人間そのものなんじゃないのかな。

 

 

 

 

 

 

安井金比羅宮・・・人の”想い”が肌で感じられるとおもいます。ぜひ行ってみてください!

 

崇徳院と鵺はまた別の記事で。

 

ではでは!次回は一人旅京都編ミステリースポット4カ所目です。

 

陰陽師 安倍晴明 は”葛ノ葉狐” を母に持つ。

 

一人旅2日目。

 京都の妖怪巡りの最初は

 

晴明神社です。

 

晴明神社はその名の通り、安倍晴明を祀った神社です。

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晴明神社

平安時代中期に活躍した天文学者であり、陰陽師として名高い安倍晴明を祀った神社です。創建は、一条天皇によって寛弘4(1007)年に清明の屋敷跡に建てられたそうです。

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安倍晴明(920-1005)]

孝元天皇の皇子、大彦命の子孫である。

幼少の頃から多くの道に秀でていて、特に天文暦学は深く極め、神道を思いのままに操る霊術をも身につけられていたらしい。(いわゆる天才)

朱雀天皇から村上、冷泉、円融、花山、一条の6代天皇の側近として仕える。

一条天皇期の寛弘2(1005)年9月26日(10/31)に85歳でなくなったそうです。(これ当時にしては長生きだなぁ)

参考:晴明神社パンフレット

 

ここからはちょっと安倍晴明について話していこうと思います。

 

安倍晴明の出生

安倍晴明の系統はいくつかある。

父親も安倍益材の子、安倍春材の子とされる。

 

ここははっきりしていないのだ。

 

パンフレットに子孫しか書いてないのもそういうことなんだと思います。

 

生まれもいくつか記載があって、

摂津国安倍野(大阪市安倍野区)と奈良県桜井市安倍という二つの説がある。

 

陰陽道賀茂忠行・保憲父子に学んだと言う。

 

出生で語れるのはこのくらいです笑

 

母親については面白い話が残っています。

 

 

安倍晴明の母は狐だという説です。

 

 葛ノ葉狐

大阪府和泉市の信太森葛ノ葉稲荷に伝わる伝説の狐。

朱雀天皇期(930年~946年)、現大阪市阿倍野区あたりにいた安倍保名(あべのやすな)という武士の前に、葛ノ葉という女が現れ夫婦になり男の子をもうけた。

 

ある日神通力が緩んだ葛ノ葉は、我が子に狐の姿を見られてしまう。

 

それを悲しみ、もうここにはいられないと悟った葛ノ葉は障子に

 

 

「恋しくば たずねきて見よ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」

 

 

と一首書き残して出て行ってしまった。(口で書いてる浮世絵が残ってる)

 

保名と息子は狐だとしても葛の葉のことが忘れられず、信太の森を訪ねると、葛ノ葉稲荷の社殿には、今までなかった葛が一面に生い茂っていたという。

 

保名はそれを子供のお守りとして養育したという。

 

もうお分かりかと思いますが、この子供こそ、「安倍晴明」なのです。

 

でもこの話が本当なら、清明が生まれたのは朱雀天皇期である930年から946年でなければいけないし、最高で25?歳で天皇の側近となってることになりますね。

こういう矛盾が生まれてしまうのも伝承の面白いところです。

 

 

清明の母を葛ノ葉狐とするのは浄瑠璃や歌舞伎などでよく知られ、その集大成が竹田出雲作の浄瑠璃芦屋道満大内鑑」なのです。通称「葛ノ葉」。

 

ちなみに芦屋道満とは、道摩法師と呼ばれる清明のライバルである陰陽師です。

一説には、清明の妻と不倫したり、清明を殺したり、生き返った清明に殺されたり、と完全な敵役です。笑

 

安倍晴明と葛ノ葉狐を初めて結びつけたのは、「三国伝送陰陽輨轄簠簋内伝金烏玉兎集(さんごくそうでんいんようかんかつほきないでんきんうぎょくとしゅう)」という陰陽師の経典なんだそうで、通称「ほきない伝」。(長すぎる・・・)

 

清明が書いたともされるが、実際は死後に書かれたとされ、いつ書かれたのかは不明だそうです。

 

清明の神通力は狐の子供だからだ、という後付けから来るものだろうと思います。

 

 

この流れは昔話の金太郎にも見られます。

 

 

金太郎の母親が山姥というものです。

 

17世紀頃から金太郎の母親が山姥という説が出回ります。

金太郎の話の起源がどこかははっきりしないのですが、道長の日記である「御堂関白記」など当時の資料に出てくる下毛野公時という道長に仕えていた近衛に脚色されていったものが金太郎らしく、この位の時代からあるのだろうと考えてもいいと思います。なので後付けと考えられます。

 

ある著者が「これは、金太郎が特別な存在であり、普通じゃない出自を示すためだ」と言っていました。

そして「生みの親が人以外の特別な存在である、パターンは伝説的な高貴な人物に見られる」のだそうです。

 

金太郎が強いのは、山姥の子だからか!って納得もできますよね?

 

う~む、興味深い!

金太郎についての話も別の記事話したいと思います!

 

 清明式神十二神将

清明は京都の都の鬼門の位置に屋敷を構十二神将と呼ばれる式神を従えていたといいます。なんかかっこいい・・・

 

なんと十二支の神を自作の人形に宿らせたもので、いつも屋敷の梁に住み着かせて、用事があると呼び出して使役していたのだそうです。

 

占いのときに彼らに答えさせていただけでなく、一般生活の雑務もやらせていたらしい笑

 

こんなに便利な式神だけど、

 

十二神将・・・

 

 

容姿がとっても怖い!!!

 

清明の奥さんが嫌がったのだ!

 

しぶしぶ清明は家の近くの一条戻橋に住み着かせたのだとか。

流石の清明も奥さんには勝てないのか・・・

 

 

用事があるときに呼び出したり、占いをするときは橋まで出向いたという。

面白いのが、橋の上でたっていると、橋を通る人の口を借りて吉凶を答えたそう。

 

今も晴明神社の近くに一条戻橋も残っています。

セットで訪ねると面白いかと!

 

 

 

陰陽道についてはまた別の記事で!

 

 

では今回はこのへんでおいとまします。

 

一人旅 1日目 in京都 その2 石清水と夜の伏見

前回の続きです。

 

次の目的地は”石清水八幡宮

あの仁和寺にある法師が行けなかったところです。

初めて行ったときの衝撃が忘れられなくて。そのときライトアップしてたのですが、息をのみました。ここにこれなかった法師はさぞ残念だったろうと。

それをもう一度みたいと思ったんです。

石清水は京都駅から八幡市駅まで行きます。そこから男山ケーブルを使って山の頂上手前まで行けます。

 

京都駅ー(JR奈良線・奈良行)ー東福寺ー(京阪本線中之島行)ー八幡市駅

40分くらいでつきます。東福寺八幡市間は310円別途です。

男山ケーブルは片道200円。3分程度です。

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そこから歩きます。森の散策程度で気持ちがいいです。

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そしてついに念願!

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石清水八幡宮

石清水のある男山は都の裏鬼門の方角(南西)に位置し、鬼門の方角(北東)にある比叡山延暦寺とともに、都の守護に当たってきたとか。

起源は清和天皇期、859年に大安寺の僧侶、行教和尚が宇佐八幡宮にこもり、八幡大神様の御託宣を受け男山の峯に御神霊を奉安したことによるものだそうです。

 

そして御朱印も。

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御朱印書いてくれた人にライトアップのこと聞いたんですが、期間限定らしく、今は見れないんだそうです。

 

・・・ショックでした。。。

 

人がまったくいなくて貸し切り状態でした!

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何時間でもいられます。あと何回来るんだろう。

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石清水を降りるときに200円もったいないのでケーブル使わないで帰ろうと思いました。

この選択・・・後々後悔しました。

 

実はもうこの段階で足は限界に近かったんです。

どうせすぐ着くからと思ってたのですが、なめてました。男山。。。

 

中間付近での足はがくがく。

外反母趾も急に嘶きだすし・・・

 

しかも雨のせいで滑るんです。。。

それに怖い、、、

やっとの思いで降りてきました。。。

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そのあとはもうホテルに行くつもりだったんですが、帰りの電車の途中で伏見稲荷があったので、そこに行くことに。

その時もう7時くらいで真っ暗でした。

実は伏見稲荷大社、24時間参拝できるらしく、夜はライトアップしています。

伏見稲荷大社は何度も行ってるけど、夜は初めて。

わくわくでした!

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伏見稲荷大社

全国に3万2千社以上ある御稲荷さんの総本山。

稲荷信仰の稲荷とは食物を司る、農耕の神様なのです。

信仰は1300年も前からあるらしい。

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夜の伏見稲荷

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ホラーです。一人で夜中に薄暗い千本鳥居くぐるとか。ホラー以外の何者でもありません。始終後ろ気にしてました。

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でもね、感じます。長期にわたって信仰されてきたであろうこの場所、霊感はないですが何感じます。それはビビってるとかじゃないんです。今回の旅、たくさん感じました。

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おもかるいしのところでこれ以上行くのをやめました。たぶんこれ以上は、ね?

(おもかるいしが重すぎてビビった。笑)

 

というわけで一日目が終わりました。

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京都駅に着き京都らしい食べ物を食べようと探したんですが、だいたい8時9時にはしまっていて、1日目はコンビニ。。。

 

ちなみに1日目のホテルはファーストキャビン京都烏丸 でした。

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このホテル、すごくいいです。学生割で税込み3300円で、このクオリティです!

TVあり、歯ブラシもあり、しかもシャワールームが普通の家にある浴場と同じくらい広個別の浴槽もあるんです。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ完備でした。

 

というわけで今回はここで。

妖怪関係ないじゃん・・・笑

2日目は妖怪です!笑

 

 

一人旅 1日目 in京都  大将軍八神社と妖怪ストリート

 

まず1日目は京都です。

 

東京~京都 約9時間。

住まいは世田谷なんですが住所がばれると困るので、伏せておきます。

川崎スタートで。

まず

   

 川崎ー(JR東海道本線20駅1番線)ー沼津

この間ちょうど2時間なんですが、通勤の方や通学の高校生が結構いて、座れたのがラッキーでした。

こっちは2時間乗ってるんで勘弁してください・・・座らせてください・・・

 

   沼津ー(JR東海道本線30駅)ー浜松

ここも2時間乗車。ちょっと小雨が降ってました。

そろそろ退屈になります。やることないし。

暇つぶし必要ですね笑

 

   浜松ー(JR東海道本線8駅)ー豊橋

約30分ほどです。ここまで来ると、ほんと田舎ですね。(ごめんなさい)

  

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   豊橋ー(JR東海道本線快速)ー大垣

1時間30分

豊橋・米原間は”関ヶ原越え”と呼ぶらしいですね!本数が少ないらしく、京都旅行者最大の難関とか・・・

特に大垣駅は乗り換えの時、席確保のために走る”大垣ダッシュ”が有名とか笑

さぞ天国と地獄がBGMに鳴りそうなほどのものなのだと期待しましたが、平日だからか、若干名しか走ってなく、席もがらがらでした。

 

・・・いや、がらがらなんかい!笑

 

期待外れです。。。

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そしてまあ、

   大垣ー(JR東海道本線6駅)ー米原

   40分

 

   米原ー(JR東海道本線快速・網干行き)ー京都

   1時間

と難なくたどり着きました!

 

 

 

 

初日の目的地は

まず御朱印帳を買うことです!

親がやっていた御朱印集めに興味があってこれを機にやることにしました。

 

で御朱印帳を調べていてかっこいいのがあったんです!

それが大将軍八神社。の御朱印です。

 

それをゲットしに行きました。

 

   京都駅-(JR山陰本線・園部行き)ー円町駅

3駅なので8分でつきました。

そこから徒歩なのですが意外に遠い・・・

まあ歩くの大好きなので苦じゃありませぬ。(20分歩く笑)

 

実はですね、大将軍八神社周辺。妖怪ストリートと呼ばれているんです。


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ここも一度親と来ているんですが、そのときはなんともののけ市という妖怪フリマがやっていたんです!

今回の旅は急ぎでもあったのであまりぶらぶらできませんでした・・・

 

 

そして・・・

目的地!

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【大将軍八神社】

 

この神社、平安京造営の際に、陰陽道によって御所の北西角の厄災を解除するための社として創建されたのが由来なのだそう。

 

このあたり妖怪ストリートと言いましたが、周りのお店を歩くとそこら辺に妖怪のオブジェがあります!

 

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パン屋の前には食パンの妖怪!

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龍馬天狗!?

あと年に一回仮装行列百鬼夜行が見られるそうです。YouTubeにも一条百鬼夜行で調べると動画が見られますが完成度が高いです!参加したいなぁ・・・

 

神社を参拝して御朱印帳をもらいに行きました!

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迫力のある字体が素晴らしいです。

 

神社を出たとたん雨が本降りに・・・

 

近くのお店に雨宿りしました。

そこのお店も妖怪グッズがいっぱいあって見てて飽きませんでした。

傘を買いたかったのですが、

 

僕「傘ってありますか?」

主人「傘、あるにはあるんだけど・・・」

 

取り出してきたのが、

巷で噂の、刀っぽい傘でした・・・笑

 

まじか・・・

 

これは恥ずかしい・・・

 

主人「1500円だけど残りこんだけだから1000円でいいよ」

 

ごめんなさい・・・ご主人。僕には残り5日間それを持って観光する度胸はないよ。

 

また来ます。そう告げて去りました。いつもの僕なら買ってた。成長したなぁ。泣

 

濡れながら駅まで向かいました・・・傘は必要ですね。

 

長くなってしまったので続きは次回に。

 

 

微かな記憶が僕を呼ぶ。

 

夜道怪の弟子こと一条 敬です!

 

僕は大学生なんですが、

 

大学生になって、今までずっとやりたかったことがやっとできました。

それは・・・

 

・・・旅です!

 

いつからか無性に、旅に行きたくなったんです。

なぜだかわからないのですが、過去に行ったことがある場所を再び訪れたくなったんです。

 

父親が旅好きで小さい頃からよくいろんなところに連れて行ってもらいました。

家族旅行は年に6、7回!と周りの人よりは旅行に行く回数が多かったんです。

 

 

そのせいか、ある時から、少年時代に連れて行ってもらった場所ののかすかな記憶が、いつからか頭の中をちらついて、そこに行かなきゃいけない気がしてきたんです。

 

例えば山陰地方なんかは小学生の頃だったっけ?寝台列車で一回つれていってもらったくらいなんですけど、

そのとき見たお店であったり、夜中の駅であったり、、がふとした瞬間にぼや~っと浮かんでくることがあるんです。

 

なんだか懐かしくて、、、

 

鮮明には思い出せないんですけど、そのときの感情が蘇ってくるんです。

そんなよくは覚えてない場所になぜだか訪ねなくちゃいけない気がして。

それも「一人で」。

 

 

 

 

これってそぞろ神でしょうか?

 憑かれてたかな。

 

ん?憑きものにしていいのか?笑

 

 

 

ようやく自由な大学生。

ってことで旅行を計画しました。

それでせっかくなら妖怪に関連したところもってことで!

 

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6日間の一人旅、内容はこんな感じ。

 

6日間一人旅

1日目 東京~京都駅 電車(1枚目) 移動時間約9時間

2日目 京都観光 徒歩

3日目 京都駅~米子駅出雲大社出雲市駅(2枚目)6:37~18:10

4日目 出雲市駅境港鳥取駅(3枚目)6:12~8:39

5日目 鳥取駅~奈良駅(4枚目)5:28~12:49

6日目 奈良駅~東京(5枚目)移動距離11時間

 

 

 

 

いや~初めてにしては頑張りました!こんなにもうまくいくなんて!

でもあとで書きますが若干トラブってずれたりしましたが笑

でもたいしたものです!(えっへん!)

友人と行く旅行じゃこうは行かない。これが一人旅の魅力でしょう!自分の行きたいところに急に変更できます!まあ友人との旅も楽しいですけどね!

 

でもこれだけの日数お高いんじゃないの?と思ってるそこの方!

 

 

 

 

 

 

安心してください!リーズナブルですよ!笑

 

 

 

費用 約5万円

交通費 11850円(18切符)+JR以外の電車代約3300円くらい

宿泊費 15000円(3000円×5日)

食費 18000円(3000円×6日)

合計 48150円   (+自由費)

 

 

 

 

大学生身分の簡易旅行なのでこんなもので行ってきました!

まず18切符!安いです・・・5枚セットで11850円、つまり2300円で1日乗り放題とは・・・

何歳の方でも使えるので嬉しいですよね!

そして宿泊費!どこも素晴らしかった!この値段で!っていうのが多かったです!

詳しくは後ほど!

 

 

こんなもので6日間も旅ができました。

 

 

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今回の旅いろんな人に出会っていろんなものを見て、聞いて。まずはそのことを記録の意味も込めてこれから書いていこうと思います。

 

 

 

初めての投稿!妖怪ブログ!

どうも初めまして!夜道怪の弟子と言います。

今年から大学生の18歳です。

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僕自身ブログは初めてなのですが、このブログを始めるきっかけは、、、

 

 

大学に”妖怪”について語れる人がいない。

 

 

・・・ということです。

 

 

思えば小・中・高もそんな友達いなかったけど・・・

 

妖怪を知って15年。

幼少のころ、父親に毎晩のように、「ゲゲゲの鬼太郎」を見せられてから妖怪の世界に興味を持つようになりました。愛読書は、水木先生の妖怪図鑑です。まあ今もですけれど。

 

妖怪ってなんて素敵な存在なんだろう!

あぁ、妖怪好きな人と語りたい!

 

でも現実は残酷です。

小中高と誰一人と話が合う人がいませんでした。

 

妖怪について語れる人が一人もいない・・・

 

そして花の大学生!

大学って、何人人がいると思ってるんだ!!

僕の学校、16000人いました。

これなら期待できそう、、、!!!

来い!未来の友!

 

 

 

 

 

 

 

 

現れませんでした。。。(あれ?)

 

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なんで一人も現れないんだろう。。。

16000人もいたら一人ぐらいいますよね?

サークル作ろうかしら、、、

 

友達にも聞いたんです。

僕「妖怪って知ってる?」

A「ジバニャンジバニャン!」

 

・・・あれは妖怪じゃねーんだよぉ!!!

 

B「ウォッチ!今何時?」

 

・・・うん、もういいよ。

 

C「出てこい!僕の友達!ジバニャn」

・・・もう勘弁してください。

 

D「鬼太郎でしょ!」

 

お!これは好感触!

 

D「まあ、見たことないけど」

見ろよ。

 

てな感じで、知ってる妖怪聞いても、河童、天狗が出てくればいい方。

 

で、こちらが語りすぎてもいけないようで、軽くひかれます。。。

中には妖怪好きって言ったら

「お前って残念だよなー笑」

ひどくないですか???

 

まぁ大学生活は楽しいんですけどね!

 

 

このブログは

妖怪のことを知ってる人を増やしたなぁといった感じで始めようと思いました!

 

このブログ見て妖怪に興味持ってくれたら嬉しい次第です!

 

僕自身知らない知識ばかりなので、自分が調べ語れるぐらいにまで勉強するということもこのブログのきっかけです。

 

コメントで知らないこと、間違ってることを教えてくれたら本望です!

 

 

旅先で聞いた地域の伝承とかも発信していこうと思います!

 

 

 

これからよろしくお願いします!